日本政府のデジタル化について 20210104

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自分の勉強のために日1記事位、海外サイトのニュースを読んでダラけた感想を書くのを日課として課していた。twitterと、Facebookで流していたのだけれど、半年程やってみて、思った以上に日本のニュースと海外のニュースは報道されている内容が違うことに気づいた。ので、日本語で残しておくことに意味があるかもしれないと思ったので、以降はなるべくブログに書き記すことにしようと思う。

まずはThe Econoministから Few reforms would benefit Japan as much as digitising government

https://www.economist.com/leaders/2021/01/02/few-reforms-would-benefit-japan-as-much-as-digitising-government

という記事。

まずIt is one of the world’s most wired countries. Yet its public sector lags behind Mexico’sといサブタイトルが日本が海外にどう思われているのかを端的に示していると思う。とても遅れていると思われているのだ。

逆に言うとデジタル化による生産性の向上の余地は大きい。政府のデジタル化の導入で一人当たりのGDPが恒久的に1%上がるという試算もあるくらいだ。

あとOver the years big local technology firms have vied for plum contracts to develop it systems for different, fiercely autonomous, government departments. Most ended up designing bespoke software for each job. The result is a profusion of incompatible systems.ってとこも注目すべきところ。

これは縦割り行政の弊害もあるとは思うのだけれど、受ける側の会社(日本の大手SIer)も良くないと思うのだよね。彼らとしては人月工数で料金を計算するので専用のシステムを売りたい。ので、普遍性のないものになってしまう。

話は少し逸れるのだけれど、日本のIT化が上手くいかなかったのは深いところでITを「建造物」として捉えてしまったことにあるのではないかと思っている(それだけ土建国家の根は深い)。なので、設計者(仕様書を作る人)と建造者(コーディングする人)をはっきりと分けてしまったし、料金を計算するときも人月工数で計算してしまう。

これがIT決定的に相性が悪かったのではないか。少しスクリプトを書いた人ならわかると思うのだけれど、スクリプトとかITシステムって何方かと言えば絵画とか音楽とか、粘土細工(個人的にはこの粘土細工の例えが一番しっくりくる)とかに近い属人的なものなのだと思う。設計者と建造者を両方兼ねながら行き来する感じというか。なので、FacebookもpythonもlinuxもVueも、大概の今も残っている大きなプロジェクトの始まりは全て個人プロジェクトだ。

その観点から考えるとThis new office will be in charge of procurement of it systems for the government as a whole, giving it real clout. It will be headed by a tech executive, not a bureaucrat.ってのは歓迎すべきことだと思う。

この新しいヘッドが設計者と建造者を兼ねられる人であると良いなと思う。

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