東京原宿で期間限定で開催されている「LOUIS VUITTON &」に行ってきました。https://jp.louisvuitton.com/jpn-jp/magazine/articles/lv-and#
ヴィトンのアイテム何も持ってないけど(笑)
けれど、そのブランディングや売り方にはとても興味があります。というの、ヴィトンは150年間一度もセールをやったことがないらしいのです。ついでに言うと、アウトレットもない。なのに、LVMHグループの頂点に立ち、いつも品薄。これはとんでもないことです。その秘密を知りたいなーと素人ながら思いました。
気づいたことは主に2つ。まずは1点目、以下の写真を見てください。



素人目に見てもひたすらカッケーです。見せ方の上手さが半端じゃない。君たちはチーム○ボかと。一番上の天井にディスプレイ、下に鏡の展示の仕方とかどこかで真似したいなーと思いました。

あと、展示会後にギフトショップに入れるのですが、値段が一切記載されていないのです。知りたければ、QRコードを読んで調べてくれていうスタイル。確かに値段が書いてあるとそれだけで、デザインに制約が生まれて途端にダサくなるので(特に本)、良いアイディアだなと思いました。
2つ目 これは、有名デザイナーとのコラボの品々です。まずはスカーフ。


‥‥
これヴィトンで出す意味ある?というかどこにヴィトン感があるの‥という強烈なデザインのものが多々あります。次がバッグ
川久保さんパネェ
どれも強烈です。特に川久保玲とのコラボのやつは、「運ぶためのバックじゃなくて、見せるためのバックなんだから別に穴空いてても良いよね?」と言う強烈な皮肉にも思えます。
総じて言うと、ヴィトンは伝統的なバックのメーカでありながら、積極的に新しい風を取り込んでいるのが伺えます。これが2番目の秘密のような気がします。考えてみれば、ヴィトンのデザイナーって、マークジェイコブスとか、キムジョーンズとか型破りな人が思い浮かびます。あえて、全然違うものを取り入れる。この辺は学ぶところがあるなーと。
最後に余談ですがLOUIS VUITTON &でも押されていた、村上隆とのコラボレーションについて。
どうっすか?個人的には「あまり面白くない」と思いました。けれど、だからこそ村上隆は凄いのかもしれません。
村上隆の作品ではなくて、LOUIS VUITTONにアクセントしてほんのり村上隆臭がする。これぐらいが大多数のLOUIS VUITTONのファンが欲しいものなのではないだろうか?というところに、的確に落としている感じがします。
全体を通して、超一流の人たちのクリエィションを纏めて学べる良い機会でした。興味がある人は無料なので(オンラインでの予約が必須ですが)、ぜひ足を運んで見てください。
追記
中で展示されていた、フランス・パリ、ブローニュの森にあるこルイ・ヴィトン財団美術館「Fondation Louis Vuitton(フォンダシオン ルイ・ヴィトン)」の模型が超かっこ良かったです!行きてぇー
