ネットで探してもほぼレビューが無いに等しいので8ヶ月徹底的に使って見てわかったA-bikeの良いとこ悪いとこをレビューしてみようと思います。

初めに言っておくとこの自転車良いところより、悪いところの方が多いです。が、現状これに変わるものがありません。評価に困る自転車です。

購入動機:
職場が変わったために、新たな移動手段が必要になりました。私の家と職場は電車で一本なのですが、私の家→駅までと駅→職場までがそれぞれ1kmぐらいあるわけです。これがどうにかならないかと。所謂ラストワンマイルの移動手段として期待して購入しました。

良い点
1.モーターのパワー コンパクトですが、さすが電動自転車。非常にパワフルです。坂道も苦になりません。後に書きますがフリーギアがぶっ壊れた時、電動のパワーだけで走行が可能でした。

2.折りたためる かなりコンパクトになります。これで電車の中に持ち込むことができます。また、折りたたみ機構自体も難しいものではなく慣れれば30秒ぐらいでおりたたむことも、その逆も可能です。

3.持ち運び可能でそこそこ持つバッテリー
僕の使い方だと自宅、職場間を2〜3往復ほど距離にして8〜10km程アシストは効きます。が、アシストパワーはバッテリーの残量に比例すると思われるので(アシスト力はオンオフのみでコントロールはできません)基本的には往復ごとに充電をしています。
また、バッテリーを取り外して持ち運べることは大きなメリットです。大きさもペットボトルぐらいですし。

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良い点は以上です。以下欠点です。

 

1.高すぎる故障率
これが最大の欠点です。恐らく半年で4〜5回ぶっ壊れました。箇所箇所は全てフリーギアです。症状としては走ってる最中に突然ペダルの抵抗が無くなり空転します。これでアシストはかかるのですが(パワフルなので電池が持つ限りはアシストのみで走行できます)、自転車としては走行が不可能です。このフリーギアが元々壊れやすいものが採用されていたらしく、新型のフリーギアが完成するまで延々壊れ続きました。本当に商品として大丈夫なのかこれ?という感じです。恐らくこの自転車はA-bikeに電動アシスト機構をポン付けしただけのもので、設計自体に無理があるのだと思います。新型のフリーギアに変更してからは、今の所フリーギア関係の故障は皆無ですが、やはり不安は残ります。

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<疑惑のフリーギア>

 

2.不完全な変形機構
何が不完全かというと、折りたたんだ状態での安定性が非常に悪いです。というか、ほっとくと勝手に分解します。具体的には下の写真の部分の爪が甘く、開いてしまいます。

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持って移動するときはおろか、電車内で立っているときにも変形が解けます。この欠点はどうも認識しているものらしく、謎のバンドが付属します。img_3109

これで固定しろということなのでしょうが、いちいちこんなもの巻いてられません。荷物にもなるし。何らかのロック機構をつければ良いだけなので、次作があるのなら改善を希望します。

3.重すぎる本体
10kgオーバーって…機構上仕方ないとは思いますが、もう少し軽くしてほしいです。正直上記のすぐにバラける、不完全な変形機構と相まって折りたたんだ状態で持ち運びたくないです。

4.悪すぎる乗り心地
これもサイズとノーパンクタイヤ故のことかもしれませんが、乗り心地は最悪です。地面の振動をダイレクトに拾ってる感じがします。また、地面を捉えている感じが薄く、ちょっとしたことで滑ります。雨の日なんか怖くて乗れたもんじゃありません。

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5.使いにくく大きな充電器
正直でかすぎです。また、仕方のないことだと思いますが専用品ですので自宅と職場それぞれに充電器を置いて充電するといったことはができません。

総評:限りなくプロトタイプな感じのプロダクトです。確かkickstarterのプロジェクトが始まりだったと思うのである程度は勢いでみたいなところもあるのでしょう。
恐らくですが、上記の欠点は全て会社側は認識していながらも、発売までの早さを優先してこの仕様で出したのだと思います。
ただ、現在の日本の法律下では代わりになる選択肢がないのも事実。万能機ではない尖った専用機です。
また、買うのなら絶対に日本の正規代理店で買ってください。フリーギアが新型に入れ替えていないものだったら(新型のフリーギが流通し出したのは2016年8月以降ですので相当数の機体が旧型のフリーギアであると考えられます)、確実に一ヶ月以内に壊れます。
僕はディアマイフレンドさんで買ったのですが、壊れるたびに丁寧に修理をしていただき大変お世話になりました。